入道山(686.4m)の麓より湧き出る。

「福島県森林環境税」を活用して整備された古殿町の4ケ所の湧き水を紹介してきましたが、その中で個人的にもっとも清涼感のある湧き水であります。ロケーションが素晴らしく、集落からさらに奥まった集落へと向かう細い(舗装されている)道の途中に湧き出ています。その姿は、まさに旅人の渇きを癒やす水場であり、また山里の暮らしを見守る道祖神のようでもあります。湧き出る水もきわめて清冽。
写真の通り草丈がだいぶ伸びてきておりはじめは見つけづらいですが、直進する道と右からのさらに細い道との合流点にあります。

国道349号から北へと、山のほうに入っていく道を適当に探してみてください。途中に看板も立っていたと思うので、ルートは難しくないはず。
アプローチは容易だが深山の趣たっぷり、緑に囲まれた「入道山の清水」、ぜひおすすめです。
というわけで、4つの湧き水のうち実用的なのはこの「入道山の清水」と「滝の大清水」ということになる。大雑把な位置関係で言うと、鮫川村からR349を北上し古殿町に入って最初の信号を右に曲がってR349方面なら「入道山の清水」、左に曲がって石川町方面なら「滝の大清水」という感じになる。その時々によってうまく使い分けてほしい。もちろん、両方訪れることに何ら問題は無い。楽しい古殿町・湧き水めぐりを! チャオ
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