国道349号を古殿町役場方面に向かって東進していくと、右手のセブンイレブンを過ぎてちょっと行ったあたりに「大網遺跡」だか「大網庵」だかの入口と書かれた看板が見えるので、そこの細い道を左に入っていく。畑に囲まれた道を少し行くと上り坂になり、左手に「大網庵」が現れる。そこに「大網庵の清水」がある。

んー・・・しかし水はほとんど流れていない! わずかに一本の筋がツツ…と落ちているだけ。これではどうにも評価しがたい。湧き水としては☆1個しかあげられません。矢野山の東麓にあたり、昔は豊富な水が山を下るように湧出していたのかもしれないが、今はほぼ枯れてしまっているということなのだろう。
この「大網庵の清水」がある大網庵、茅葺き屋根のなかなか立派な建物である。敷地もしっかり整備されていて、下には池や、池にいたる斜面、また軒先にもハギなどでちょっとした庭園が造られている。

どれどれどんな感じになっているのかな、と近くまで寄ろうとしたら、ブン・・・とあの糞忌々しいスズメバチが現れたので、瞬時に気持ちが萎え、湧き水が不振だったこともあり早々に退散した。大網庵については地元住民の集会の場としてだけでなく一般に貸し出されている(シャワー・バスタブも完備とのこと)ので、興味のある方は古殿町のHP→
http://www.town.furudono.fukushima.jp/node/488を参照されたし。
ではまた。ごきげんよう。
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